2017年05月30日 更新

「切磋琢磨」

「切磋琢磨」、これは私が昔から好きな言葉の中の一つです。辞書には「志を同じくする仲間同士が励まし合い、競い合って向上すること」とあります。
記憶は定かではありませんが、私が大学受験に合格し、通っていた学習塾(広島駅近くの某有名塾)から後輩へのコメントを書いて欲しいと頼まれた時に、塾で同じ目標に向かって頑張る多くの仲間と出会えて「切磋琢磨」できたことがよかったです、みたいな事を書いた記憶があります。
「人」は周りの様々な「人」達から影響を受けながら成長するものだと思います。親や兄弟、友人などなど、私もこれまで、周りの様々な「人」達から影響を受けたからこそ成長して来れたと感じています。決して一人きりではなかなか進歩や成長がおぼつかないのが「人」だと思います。「ライバル」は「敵」ではなく、同じ目標に向かう「仲間」だと、最近放送されているドラマ「下剋上受験」で阿部サダヲが演じる受験生の父親も言っていました。
先月(2017年1月)、広島に久しぶりに新しい体外受精実施施設が開設されました。これで県内で9施設、広島市内では6施設で体外受精が実施される体制となりました。「広島」で不妊で悩んでおられる方達にとって選択肢が一つ増えたわけですから、とってもいいことだと思います。また、われわれ「広島」の地で「不妊治療(希妊治療)」に日々携わっている者として、同じ目標を持った、つまり一人でも多くの方の希望が叶うように頑張る「仲間」が加わったわけで、とても嬉しく思っています。
これを機に、広島で体外受精を実施している施設がより一層、これまで以上に「切磋琢磨」することで、広島の不妊治療(希妊治療)が「広島」で不妊で悩んでおられる方達にとって更に充実したものへと発展して行くことを切に願っています。そして、われわれ「チーム絹谷産婦人科」も一人でも多くの方の希望(妊娠)が叶うよう、これからも「全力」で取り組んで行きます。
引き続きよろしくお願いします!